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先日から宇野浩二を『現代日本文学館 22 宇野浩二・久保田万太郎』文藝春秋で読んでいる。
まず小島信夫が作家評伝に書いているという『蔵の中』から読んだ。 『蔵の中』の序文に近松秋江を扱っているらしいのだが、残念ながら全集なので序文は割愛されている。 序文に秋江の事を書き、本文も秋江をモデルにしているこの『蔵の中』を小島は<序文と本文の関係で、こんな手の込んだことをした人は一人もいない ~ それだけでも彼は、われわれの今の気持からいうと、先達というか、現代に近いところがあるといえないこともない。>と書いている。 その序文を読んでみたかったのだが、どの本にあるのだろうか。 『蔵の中』は、とにかく饒舌で喜劇的で次々と面白いことが書かれていて、あっと言う間に読ませてしまうのであるが、次に読んだ『子の来歴』は一転、主人公の感情を全くと言っていいほど排した文章で貫かれていて、その違いに呆然とするほどである。 『蔵の中』は1919年(大正8年)28歳、『子の来歴』は1933年(昭和8年)42歳の時。 今は『思い川』1948年(昭和23年)57歳を読んでいる。 『蔵の中』、『子の来歴』は短篇であるし興味もあったので読み通すのに苦にならなかったが、『思い川』は宇野の作品に慣れてきたことや長編でもありちょっと進みが悪くなっている。 全集本の味気なさがそうさせている。 今度のサンボーホールの古本市で宇野の本を探そう。 三月ももうすぐ終わる。 先日、娘のところにでかけて五月の節句のタペストリーを飾って来た。 孫も2歳を過ぎ、初めて美容院で髪を切ってもらい、短くなった髪にワックス様のものでバシバシの髪になり幼児から男の子に変わっていた。 ![]() ■
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by k-turezure
| 2015-03-27 19:11
| 本
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21日はまさに春到来と声をあげたい暖かな日、自転車で街の草まででかけた。
厚めのダウンを薄い物にかえてでかけたのだが、それでも暑くて前を開けて走る。 甲子園は今日から高校野球が始まり、一試合が終ったのかユニホームを来た選手達がぞろぞろ歩いている。ここではこの光景が当分続く。 街の草では私の注文を憶えてくれていて、小島信夫や黒井千次の本を出してくれた。 「宇野浩二はないですか?」と尋ねると「1冊くらいはあった筈。」と探して、相当古い本を出してもらう。 値打ちはあるんだろうが、私は読みやすさを優先するので悩んでいると、文学全集ならあると「現代日本文学大系 46 宇野浩二・広津和郎」筑摩書房を出してきてくれた。 この中には、「蔵の中」「長い恋仲」「夢見る部屋」「子を貸し屋」「千万老人」「如露」「軍港行進曲」「子の来歴」「夢の通ひ路」「うつりかはり」が収録。 処女作『蔵の中』、川端康成に絶賛されたという『子の来歴』も入っているのでこれを購入することにする。 これを読んでみて面白かったらまた単行本を探してみよう。 街の草さんが「全集はなかなか売れなくて、やっと売れた。」と言っておられた。 帰ってふと気がついて、たしか文学全集を何冊か持っていたなと探してみると「現代日本文学館 22 宇野浩二・久保田万太郎」文藝春秋が」出てきた。 このなかは「思い川」「蔵の中」「枯れ木のある風景」「子の来歴」が収録されている。 だぶっているのは、「蔵の中」と「子の来歴」だけなのでまあよかった。 それにしても全集にどの作品を入れるかは時代によって変わるのか、編者によって変わるのか。 「現代日本文学館」文藝春秋は小林秀雄の編集である。 街の草では、綴じ糸も取れバラけていたが絵にひかれてこんな絵本も買った。 昭和24年1刷。これは昭和25年5刷。 戦後まもなくの時期、結構読まれていたんだ。 ![]() ■
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by k-turezure
| 2015-03-22 11:26
| 本
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少し前に気温6度の日があったかと思えば今日は18度とか。
寒暖の差があまり激しすぎると老齢の身にこたえる。 今、我がマンションでは10年おきの大規模修繕の真っ最中で、建物が灰色の蚊帳用の物でおおわれていてうっとうしくて仕方がない。 大規模修繕もこれで3回目となり、この先いつまで建物が持つものやら、私が生きている間はなんとか持たせてもらいたいのだが。 小島信夫の『風の吹き抜ける部屋』を少しずつ読み進めているが427頁もあるのでなかなかである。 それでも面白いので放り出さずに読めている。 江藤淳に来た時、彼の『成熟と喪失』の中に小島信夫の『抱擁家族』について書かれていた事を知った。 成熟と喪失』はダンボール箱の中にあるはずだが、『抱擁家族』について書いていたとは気がつかなかった。 読んでみたいが探す根気が今は無い。 続いて宇野浩二。 宇野浩二は読んだことが無いし、本も持っていない。 小島信夫の作家評伝に初期の作品の『蔵の中』という処女作について書いているらしいが、作家評伝はⅠとⅡしか持っていなくて、これはⅢに入っている。またどこかの古本屋か古本市で探すしかない。 ここでは小島信夫は「横道にそれる」と言う事について書いている。 <ロラン・バルトと言う人なんかは、まさに道草を喰わなきゃ駄目だっていうことを講演でさかんに喋るんですよ。~ つまり大真面目になると人は危ない、人を説得しようとするから。説得しようとしたとたんに、関係がまずくなる。押さえつけようってことになるわけだから。だからあんまり簡単にわからせることはまずいと考えたわけですね。> そして次の「分かり易くはいうまい」に続いて行く...。 染の教室では帯に挑戦。 型を彫って、紗張りまで完成。 次回は糊置きになるが、芦屋川の古本市の為のブックカバー用に和紙にも作る予定。 ![]() 今年は今が盛りの椿(四海波)。 マンションの大規模修繕の為、ベランダはすっかり片づけられシートも剥がされてしまった。 ![]() ■
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by k-turezure
| 2015-03-17 17:30
| 本
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昨日の5日に大島さんと待ち合わせてトンカさんに行った。
今年になって初めてのトンカさんはとても元気に頑張っていて、訪れるお客さんも切れ目なく、皆さんトンカさんの元気をもらいにも来ているのだなと思う。 高橋さんもいらっしゃった。 高橋さんとは昨年街の草さんでお会いして以来で、トンカさんにも来られるのだ。 ちょうど山下武の古本関係の本がレジ台にあったのをお買い上げになった。 山下武は柳家金語楼の息子と言う事を教えてもらう。 古本関係の本をたくさん出しているらしい。なんでもよくご存じだ。 トンカさんの娘さんにと出来たばかりのお雛さんのタペストリーを持っていった。 気にいってもらえるといいのだが。 ![]() 帰りに昨年の12月に開いたばかりの古書店『書肆 スウィートヒアアフター』に行く。 ![]() 入ってすぐの左にレジ台があって若い店主の宮崎さんが迎えてくれる。 ![]() ほぼ娘と同世代で応援したくなる好青年である。 津村記久子の本が何冊かあったのでそのことを言うと、彼女の本が好きだということで私の好みと合うのもちょっとうれしい。 堀江敏幸の『もののはずみ』角川文庫と近代ナリコの『女性のエッセイ・アンソロジー』ちくま文庫を購入。 外に出ると寒い。 3月になっても5時を過ぎるとまだまだ寒い。 ■
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by k-turezure
| 2015-03-06 19:07
| 本
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今日から三月、梅の便りもちらほら聞かれるようになってきた。
暖かくなると一箱古本市の季節でもある。 先日は芦屋川一箱古本市の主催者さんからメールが届いて、5月16日(土)にいつもの阪急芦屋川の安楽寺で一箱古本市が行われるとのことで、すぐに参加のメールを入れた。 昨年の秋は見送られたので心配したが、今年はまた開催されてとても楽しみである。 今回は本以外に、染で作った紙物も何か出品したい。 ブックカバーはすぐに思い浮かぶが、それ以外に何か無いか頭をひねっている。 長岡天神の一箱古本市はいつかなとネットを見てみると、こちらも5月23日(土)で芦屋川の一週間後である。 長岡天神で親しくなった古書柳さんや、ら・むだ書店さん達に芦屋川にも出品して頂きたいが、続いては無理かもしれない。 染のお雛様のタペストリーもいよいよ完成まじかになった。 糊置き。 ![]() 色付け&ぼかし。 ![]() 色付け後、一週間たてば糊を落として完成。 どんなお雛様が現れることやら。 ■
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by k-turezure
| 2015-03-01 12:49
| 本
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