染の展示会も「みどり文庫の一人古本市」も終わり、のんびりした日々を過ごしている。
ベランダでは私の好きなアナベルの白い手毬のような花が何輪も咲いて、毎朝水をやるのが楽しい。
K工房の前の酒蔵通りには、タイサンボクが空に向かって大輪の白い花を咲かせている。
このタイサンボクは種から育てた事があったのだが、花を見る事も無く途中で枯れてしまった。
k工房の帰りに蕾を一枝頂いてきた。
「みどり文庫の一人古本市」の際、久しぶりに春日和?さんが来られて『海鳴り 26』を頂戴した。
その中の「漂泊と修羅」伊良子序(いらこはじめ)を読んで、著者の祖父である伊良子清白という明治の詩人に引かれた。
今年(2014年)1月に一番長く過ごした鳥羽市で清白の文学忌「木斛忌(もっこくき)」が開かれたとある。
没後68年にして初の文学忌とある。
K工房の前が図書館なので、まず『孔雀船』岩波文庫を借りて寝る前に2~3編ずつ読み進めている。
他に図書館で清白関連の本を予約した。
『海鳴り 26』にある伊良子序の新刊『猫をはこぶ』を買ってもいいのだが、その前にもう少し清白という人物を知ってからにしたい気がして。