3月は気候も不順で体調もよかったり悪かったり、それでもなんとか古本市もこなしてほっとしていたところで、神戸学生青年センターの古本市をすっかり忘れてしまっていた。
3月の15日から始まっていたのだ。少々疲れ気味だったが朝から駆けつけた。
11時頃に着いたが人はほとんどいなかった。
やはり遅かったかと始めは少し気落ちしたが、それでもいい本がたくさん買えた。
1.「河岸忘日抄」 堀江俊幸 新潮社 2005年2刷
2.「虹滅記」 足立卷一 朝日新聞社 1982年初版
3.「小川洋子の偏愛短篇箱」 小川洋子 河出書房新社 2009年初版
4.「梶井基次郎ー新潮日本文学アルバム」 新潮社 1985年初版
5.「梶井基次郎 落日の比喩」 上村武男 編集工房ノア 1988年初版
6.「出帆旗」 庄野英二 編集工房ノア 1988年初版
7.「インド綿の服」 庄野潤三 講談社 昭和63年初版
8.「世をへだてて」 庄野潤三 文藝春秋 1987年初版
9.「早春」 庄野潤三 中央公論社 昭和57年初版
10.「貧困襲来」 湯浅誠 山吹書店 2007年2刷
11.「岩盤を穿つ」 湯浅誠 文藝春秋 2009年初版
これ以外にも単行本や絵本などを数冊。
午後からは『ひなたぼこ』の明日から始まるバザーの準備の手伝いがあったので、文庫は次回にまわすことにして帰って来た。
神戸学生青年センターは阪急六甲駅からすぐにあるのだが、阪急の神戸線からの景色は桜の並木が綺麗である。
極めつけの阪急夙川では今が一番の見ごろのようで、電車のなかにも桜の甘い香りが匂ってくるようだった。