今日は昼過ぎから曇って雨も降りだした。
テレビで関西も梅雨に入ったと報じている。
わが家のベランダでは三年越しのアナベルがたくさんの花を付けて、一鉢にそんなに花を付けても大丈夫なのと嬉しい心配させている。
今は道を歩いていても、そこここの家の庭や玄関先にアジサイが花盛りである。
私もアジサイは嫌いではないが大好きと言うほどでもない。
しかしアナベルという種類を知って、今は花の中で一番好きかも知れない。
真っ白で清楚で誇り高く....なんて褒めすぎかもしれないが好きである。
花屋で買えばいいのに挿し木にこだわって、今年やっと咲いてくれた。
先月、近江今津で貰ってきたバジル、タイム、オレガノ?、小さいのが山椒の木。
叔母の家の卯の花の挿し木も根づいた。
梅崎春生が読み終ってまた富士正晴に戻ってきた。
『書中の天地』400頁あるので当分これにかかりっきりになるだろう。
この中の「文芸時評」での月刊文芸5誌の作品のメモ様の小感想を読むとおもしろい。
「シンキクサイたくらみ小説、カルイ、作文か、ばかばかしい、辛気臭い、退屈老大家...」
勿論いい作品は褒めているのだが、私の贔屓の作家はどんな評価かびくびくする。
6日のブックオフ(百均)。
1.「1934年冬ー乱歩」 久世光彦 新潮文庫 H9年初
2.「地図のない道」 須賀敦子 新潮文庫 H20年2
3.「ア・ルース・ボーイ」 佐伯一麦 新潮文庫 H6年初