今日は朝からどんよりと暗く涼しい。
しかし予報では雨にはならないらしいので、草取りには絶好の日和と最近ご無沙汰していた墓掃除にでかけることにした。
墓参りの時期でもないので、いつも車を止める場所も空いていてゆっくりと駐車できるのもいい。
草ぼうぼうではないかと少し不安だったが、まあまあこんなもんかなという程度である。
立ちあがって墓石をぞうきんで熱心に拭いていると、何かが帽子をかぶった私の頭にぶち当たった。
近くを散歩していたご夫婦が「あっ!」と大きな声を出したのでそちらを振り向くと
「大丈夫でしたか?カラスが..」とおっしゃったので、カラスの仕業だったのかと空を仰ぐが姿は見えず、松林のほうでカアカアという鳴き声が聞こえるばかりである。
ちょうどボールが当たったような感じだったのだが、カラスが足で蹴ったのだろうか。
でも何のために?
だんだん腹がたって来たがどうしようもない。
それにしてもたくさんのカラスがいるようで、時々上を見上げて用心しながら草取りをする。
自分の領分の通路にも結構草が生えていて、全部抜き終ると腰が痛い。
こんなことでは「田舎に帰って庭にハーブを植えて云々」なんてとんでもない。
帰りにブックオフに寄るつもりだったが、スカイラークで精米だけして帰る。
先週ブックオフ行った時の収穫(百均)。
1.「ゆで卵」 辺見庸 角川文庫 H10年初
2.「冥土」 内田百閒 福武文庫 1994年初
3.「自動巻時計の一日」 田中小実昌 角川文庫 S60年3
4.「しきぶとんさん かけぶとんさん まくらさん」 高野文子 こどものとも
ゆで卵は持っているが文庫だったので購入。
高野文子は絵本も書いているのを知った。
先日から読んでいた『つむじ風』梅崎春生を読了。
『砂時計』や『幻化』のような感動を期待して読んだが、少し期待外れの感じがした。
『つむじ風』は新聞小説だったようなのでそのせいかもしれない。
古山高麗雄の『旅の始り』も新聞小説だった。