今日になって
山本善行さんのブログを見ると昨日の坪内祐三講演会にはいろんな人が行っていたことがわかった。
うらたじゅんさんは阪急バスで一緒だった。
バスをぼんやり待っていた時、彼女が走ってバスに乗り込んだので私もつられて乗り込んで間にあった。
なんとなく普通の人じゃないなと感じたが、彼女はバスの中で靴をぬいでなぜだかソックスの上からまた長い綿のソックスを重ね履きしていた。
客席の一番前の右端にいて、坪内さんが講演中何回かふっていた人が古書目録で有名な
月の輪書林さんだということを大島さんに教えてもらった。
服装で人を判断してはいけないのだが、茶のラフな半袖のティーシャツ姿で私からは横顔しか見えなかったので若者に見えて、なぜ彼に坪内さんが聞くのかその時は不思議に思った。
坪内さんは確か「山田先生」とか客席に呼びかけて聞いてもいた。
善行さんのブログによるとどうもその人が「富士さんとわたし」を書いた山田稔氏のようだった。
真中の席におられて私からは見えなかったが。
この講演会に来た人たちは皆文学に精通している人ばかりのようで、講演者の話にうんうんとうなずいて聞いていた。
私はと言えばそうもいかず、滑舌がかならずしもいいとは言えない講演者の話を聞きもらすまいとメモを取りつつ緊張して聞いていたので、終わり頃は結構疲れた。
それでも関西でこういう機会はなかなか無いだろう。
司会をされた「富士正晴記念館」の館長の中尾務氏は「CABIN」の発行もされている。
中尾務氏だからできた講演会だったのかもしれないが。