10月は大阪で、四天王寺と天満の天神さんの古本市がある。
今回は頑張って2ケ所とも初日にでかけた。
6日の四天王寺の古本市には、あわてて1日前の5日のしかも雨降りにでかけてしまった。
四天王寺に着くと白いテントが設営されてはいるが、入口は閉まったままでがっかり。
しかたなくケイタイでJR天王寺の駅近くにある古書店を検索して『古書さろん天地』に行く。
アベノセンタービルのB1にある老舗といった感じの店。
ただ私の欲しい本は無く、無理やりながら山崎ナオコーラの「指先からソーダ」朝日新聞社を購入。
帰りに外の100均一棚からcafe style Bookの「muffin」「pie」「tart」「scone」の4冊を購入。
縦14cm横10cmのかわいいカラー刷りのお菓子本。
6日再度四天王寺の古本市へ。
初日にしては少しさみしい入り。
私はここの100円均一でがんばる。
なぜか開高健が多い。地元天王寺の生まれだからか。
「夏の闇」新潮社と「あかでみあ めらんこりあ」角川書店と谷崎潤一郎「青春物語」中公文庫を購入。
次に少し歩くと、100円~300円と書かれてまだ紐の掛った本を解き始めている台を発見。
それをながめていると「彷書月刊」や「ユリイカ」「話の特集」といったおもしろそうな本を並べている。
「彷書月刊」は読みたいと思いながら読んでいない。
100円なので集めてみると60冊以上になった。
100円均一とはいえ、数が多くなるといい金額になる。
他にも「sumus」1冊と「本の手帖」2冊、「話の特集」1冊を購入。
店主が言うにはこの棚は一人の人の蔵書で、家にはまだまだいっぱい本があるそうな。
これらはあわせて送ってもらうことにする。
今日7日は、天神さんの初日。
今日も頑張って開始10時前に着く。
善行さんがもう来ていた。
こちらも四天王寺と同じ少しさみしい感じ。
それでも100円均一台でがんばる。
カズオ・イシグロの「日の名残り」中央公論社、これは図書館で文庫を借りて読んだところである。
「天野忠詩集」思潮社、色川武大「引越貧乏」新潮社2冊目だが、河野多恵子「草いきれ」文藝春秋、群ようこ「膝小僧の神様」新潮社。
あとまた四天王寺に行ってじっくりみてまわる。
朝日新聞から2000円の図書カードが11枚届く。
新刊もどんどん買うゾ。