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朝日新聞の土曜版 be on Saturdayに『悩みのるつぼ』という身の上相談があるが、そこに回答者として、車谷長吉という作家が時々出ている。
関西式の言い回しを使った文章で、回答内容より「思って」を「思うて」とか「喰って」を「喰うて」とかいう、その年寄りくさい言い回しがいつも気になっていたのだが、先日中崎町の「本おや」さんに行った時、買う本に困って彼の「赤目二十滝心中未遂」を買ったのを思い出し読み始めた。 読み始めると、1ページ目から「阪神電車西元町駅」と出ていて、もう少し読んでいくと「阪神出屋敷駅」「西ノ宮高松町」と出てきて、一挙に本に眼が吸いついて行った。 「甲子園球場」「阪神尼崎」とくれば、ほとんど我がホームグランドではないか。 中ごろまで面白くてあっという間に読み進んだが、最後の方は少しくどい感じがして、読み終わった時は直木賞を取るにはこれくらいのサービスは必要かも、と納得させる。 自分の知っている地名が舞台だとそれだけで嬉しくなってしまうのも困ったものである。 検診のため西宮北口にでかけた帰りに、北口のジュンク堂で平積みになっていた「佐野洋子 追悼特集」KAWADE夢ムックを購入。 帰って一気に読む。 谷川俊太郎と夫婦だったんだ。 まだ彼女の絵本は1冊も読んだことが無いのでお話にならないのだが、この本を読んで今まで漠然と絵本に対して抱いていた固定観念が打ち破られ、自分でも絵本を描いてみたくなった。 初期エッセイ集からの『うそ話を』より 「何故子供の絵本を描くのか。 多分、それは、私の欠陥のためかも知れない。あらゆることが、自分の子ども時代にかえってゆく。 私は客観的な大人として、子どもを観察し理解し子どもに語りかけているのではない。 私はあくことなく、私の中の子ども時代のわたしに向かって語りかけている。 私は牛のように飲み込んだものをはきだし、はき出したものを飲みこむことをくり返している。 私が子どもを理解出来るのは、その子どもの中に幼い私を見つけた時だけなのだ。」 北口からの帰り道では、ビッグイッシュ―の販売員を見かけて久しぶりに買った。 岡崎さんが『ひぐらし本暮らし』を書いている。 そこで、カズオ・イシグロの「わたしを離さないで」早川epi文庫を絶賛紹介。 カズオ・イシグロは「日の名残り」で有名。 まずは「日の名残り」から読んでみたい。 その他、大村彦次郎の「荷風 百閒 夏彦がいた」筑摩書房と田口久美子の「書店員のネコ日和」ポプラ社を 図書館で借りて読了。 どちらも面白い。 八月もようやく終わり、読書の秋が来る!!
by k-turezure
| 2011-08-26 18:35
| 本
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