6月の1日から5日まで実家のある京丹後市にまたまたでかけた。
5月は但馬方面を回ったが、今回は日本海に面して兵庫県と京都府の県境にある久美浜町を訪れた。
北近畿タンゴ鉄道の久美浜駅に降りる。
昔変わらぬ駅舎、線路の上が陸橋のようになっている。
駅を出て真っすぐ北に行くと久美浜湾に出る。
右に折れると
『豪商稲葉本家』の白壁の塀にかこまれた屋敷が見える。
廻船業で財をなした稲葉本家は、久美浜湾から直接屋敷の中に船が出入りできるようにもしてある。
お土産に名物のぼたもち。
ハーブ入り粗塩。
塩。
稲葉本家を出て左に折れると、天平(奈良時代)、行基菩薩が開基された
『如意寺』がある。
『関西花の寺25カ所霊場』の第七番札所である如意寺の境内は今、緑でむせ返っている。
うの花。
モミジ。
如意寺の前は雨に煙る久美浜湾。
如意寺を出て、久美浜湾を左回りに1周することにする。
しばらく行くと河内と書いて「かっち」と読む地区に入る。
ここは母方の祖母の実家があり、伯母たちの昔語りによく登場する地なのだが行ったことが無く、今回初めて尋ねてみることにした。
久美浜湾の少し入り組んだところにある、田園風景の美しいのどかな小さな村である。
田んぼの畦で立ち話をしている男性に「Oさんの家はどこですか。」と尋ねてみると2件あると言う。
「どこらへんですか。」と尋ねると少し不審がられたので、祖母の嫁ぎ先の苗字を言うと自分も祖母の実家と親戚にあたると言う。
「連れて行ってあげる。」と言われ車でついて行く。
おばあさんが出てきていろいろ話しがはずみ「まあ上がりなさい。」と言われるが今回は遠慮して帰る。
700年続く家ということなので次回もし尋ねる機会があれば面白いものを見せてもらえるかもしれない。
なおも久美浜湾を回って行くと日本海に通じる「小天橋」へと近づく。
水路がだんだん細くなり、船も一艘ずつしか通行できないかも。
左が日本海、右が久美浜湾。
「小天橋」からは湾の右側に移り湾を巡ってなお走る。
雨に煙るかぶと山。
久美浜湾い一周が終わり、次は経ヶ岬をめざす。
途中寄った道の駅「サンカイカン」。
経ヶ岬。
日本海に突出し、近畿地方の最北端(北緯35度46分、東経135度13分)。
経ヶ岬からは日本海の海岸線沿いに車を走らせる。
屏風岩。
立岩。
海岸沿いには多くの温泉がわいている。
次回は温泉巡りをしても面白いかもしれない。