お盆が過ぎてからも猛暑が続いている。
夜、クーラーをつけずに寝たのは1日だけ。
1日中クーラーのお世話になっているのだが、それでも週に2、3日は図書館に行ってクーラーを休めている。
今読んでいるのは梅崎春生全集(新潮社)の1巻目、7巻まで全巻読み終えるつもりである。
梅崎の本が一冊くらいは欲しいのだが、なかなか見つからない。
日本の古本屋で検索してみても、梅崎の本は結構高いのである。
図書館の本は読み返したいときにすぐに見られないので、手元にも欲しいのだが。
図書館では雑誌が古いものもすぐ手に取れるのでとても便利である。
2009年からの「小説すばる」を何冊か机に積んで、まず荻原魚雷さんの連載エッセイ「古書古書話」を読む。
続いて連載マンガ、いくえみ綾の「シロというと皆笑う」と常磐政幸の「真っ赤な東京」を読む。
これを2009年分と2010年分を読んでいくのだが、借り出されているのか何冊かは抜けている。
2010年9月の最新号は閲覧のみなので最後にゆっくり読んでいくと、群ようこの連載エッセイと津村記久子の小説「ワーカーズ・ダイジェスト」が始まっていた。
「小説すばる」で読みたい箇所はこれだけなのでは、これからも図書館で読むことになるだろう。
図書館に来だして、中高年のおじさんがとても多いのに気がつく。
おばさん達は自分の場合を考えてみても、あちこちに行き場があるがおじさん達には無いのだろう。
クーラーのよくきいた部屋でゆっくり新聞を読んだり、時代小説を読んだり、眠くなったら昼寝をしたり...。
席を探して歩くおじさんが「寝るんだったら席をゆずれ。」と怒っている。
それだけおじさん達でいっぱいなのである。
いろいろな利用法があるのです。
裂き織りバッグに持ち手をつけた。