10日の土曜は某市の手作り市のようなものに出店。
さおり織りのバッグ、ランチョマットなどを並べたが宣伝不足か、客足が今一つ。
青空のもと太陽だけは存分に浴びて、ハイキングに行ったと思えばいいか、と。
いつものようにいろんな人のブログを見ていると、四天王寺と天満で古本市が開催中とのこと。
山田風太郎の「神曲崩壊」が読み終ったとこなので、次に読む本を求めて天満宮まででかけることにする。
今日も秋晴れのさわやかな一日で本を探して歩くのもいつもより快調である。
奥の百円均一台まで来たが、ここの台に置きたくないような本も眼につく。
それに私の持っている本をここで見つけると少しがっかりもする。
空閑文庫で買った色川武大の「無職無宿虫の息」講談社に300円の帯がついていたのに「百円です。」と言われ、あれと思うが「あそこの台にある本は帯の値段に関係なくみんな百円です。」といわれる。
そんなになにもかも百円均一にしなくてもと思うのだが。
他に富士正晴の「碧眼の人」編集工房ノアと田村孝之助の「スケッチの技法」を購入。
あまり収穫も無かったので帰りに武庫川駅で下車して、最近ご無沙汰している街の草さんに行く。
外に出ている本や店の奥にあるたくさんの本がきちんとくくられて整理されている。
いつもの棚をみると富士正晴、古山高麗雄が目にはいる。
わざわざ天満まで行くことも無かった。
富士正晴の「往生記」創樹社と古山高麗雄の「湯タンポにビールを入れて」講談社を購入。
そのあといつものように喫茶店で話をする。
私が「林先生は四天王寺と天満と行かれたようだ。」と言うと
「林さんは若いからなあ。」と街の草さん。
街の草さんにごちそうになって家路につく。
いつもいつもすみません。
これで当分秋の夜長を楽しめる。