昨日は絵画教室に行くべく途中まで自転車を走らせていたが、あまりの寒さに引き返してしまった。帰り道少し根性無しを反省したが年を取ったら無理はしないということにする。
今日は風もなくいいお天気で車で墓参りにでかける。墓地から北の空をながめると雲ひとつない青空に、赤や黄に紅葉したまあるいカブト山がうかんでいる。
先日から坂口安吾選集第四巻(創元社)を読みすすめていたが、京都に行く用事があり嵩張らない文庫をと探した結果適当なものがなくて、それではと娘の本箱から江国香織の「落下する夕方」を持って出た。軽い本ですいすい読み進むが途中で飽きてきた。我慢して真中ぐらいまで読んだが家でじっくり読むほどの本でもない。また電車の中ででも読もう。
坂口安吾も癖のある内容であまり読みやすいとはいえない。我慢して読んでいるが横光利一の「考える葦」と並行して読んでいこうかな。