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今日(2日)は絶好の花見日和で娘たちと夙川まで花見にでかけた。
3歳になった孫は電車が大好きで、甲子園から香櫨園まで阪神電車で行くことにする。 駅に着くと桜もほぼ満開で大勢の花見客で賑わっていた。 今日は夙川のオアシスロードを香櫨園からJRまであがって行った。 もう少し大きくなって落ち着いてくれないと一緒には出かけられない。 朝日新聞の土曜版beの『四国遍路』に昨年亡くなった車谷長吉さんの事が載っていた。 その中に <私小説作家・車谷長吉の名前を最初に世に知らしめたのは、1992年刊行の『鹽壺(しおつぼ)の匙』だ。三島由紀夫賞などを受賞したこの作品集では、高利貸しだった祖母、精神を病んで死んだ実父とともに、親族が封印していた叔父の自殺も描き、事件を世間にさらした。> 2013年の実母の葬儀に参列した車谷に、親族が怒って詰め寄ったという。 <「書かれた側」の恨みはまだ消えていなかった。> 直木賞受賞作の『赤目四十八瀧心中未遂』は読んだことがあり、すごい作品とは思ったが続けて他の作品を読みたいとは思えず、何冊かは持っているがそのままになっていた。 たしか『鹽壺の匙』も持っているはずと探すと新潮文庫版が出てきて読んでみた。 書く方も相当しんどいだろうが、読む方もしんどい。 「なんまいだあ絵」と「鹽壺の匙」を読んでしばし休憩している。 四国遍路は妻の高橋さんが誘ったそうだが <私小説作家はやがて「贖罪の旅」を意識するようになった。-略ー 4月29日、車谷さんは約1200キロをほぼ歩きだけで結願した。体重は9キロ落ち、杖は12センチも減った。> そして旅立つ母に各札所で捺印を受けた判衣を「極楽往生してください」と祈りながら、母の亡がらにかけることができたと書かれていた。
by k-turezure
| 2016-04-03 10:13
| 食べ物、花
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Comments(2)
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大島なえ
at 2016-04-04 09:43
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土曜日は、私もお花見しました。暑いぐらいの晴天でしたねー
お孫さんはやんちゃ盛りみたいで男の子は三歳ぐらいは本当に大変で親でもへとへとです。可愛いけど。 車谷長吉の小説は、確かにしんどいです。私は、ずっと好きで読んでましたが それでも時どきは読むのがしんどくなります。自分の家族親戚のことを 小説に書くので、賞をとった後もお母さんは責められていたと本人から聞いたことあります。 母親が亡くなったのは、大きなショックだっただろし本人もあとに脳梗塞に なり小説が書けなくなったと思う。でも亡くなるまで公表はしてなかった。 私小説を書くのは「業」と言い、口ぐせのように死にたいと言いしていた最後は、みっともない死にかたでした。 ご本人は、わいはこんな死に方でええんや。と思ってるとこ あるのでは無いでしょうか・・・ 本で、おすすめは「武蔵丸」です。どこかで見つけたら読んでみて下さい。
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k-turezure at 2016-04-04 11:44
大島さん
以前から車谷長吉については聞いていたので関心はあったんですが、なかなか読めずにいました。 吉本隆明の解説に<主人公の「私」の振舞いは悪にはちがいないが、背徳的でもなければ、人間性にたいするルール違反でもない。また「私」の独特な遇せられ方も、非惨ではあってもルール違反ではない。>とあるのを読んで、しんどいけど心に響くのはこれもあるのかなと思いました。
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