先日、コーナンに買い物に行った帰りに戸外の園芸売り場を覗いていたら、クロッカスを1個150円程で売っていた。
球根から1cmほど芽が出たばかりで、どんな花が咲くのかわからないが2個買ってみた。
帰って鉢に植え替える。
クロッカスは以前にも見たことはあるのだろうが、この年になるまで関心がなかった。
知人のM氏がクロッカスに詳しいことは知っていたが....。
昨年、同じマンションに住むOさん宅にお茶にいった時、ベランダで10cmほどのクロッカスの花を見てこんなに背丈の小さな花なのかと少し驚いたのを思い出す。
小さな可憐な花のすがたが好ましく思えて、その時から少しクロッカスに気をつけ始めた。
それからは花屋や園芸店に行ってもクロッカスは無いか聞いたりしたが、無いという返事ばかりだったので、コーナンでこんなに安く簡単に買えて少し驚く。
三月には咲いてくれるだろうか。
染めも一枚目の彫りが終わった。
今日の教室で紗張りをする予定である。
絹の紗と型紙にローラーで漆を塗り、張り合わせる。
1回目の紗張り後に「繋ぎ」を切る。(なま乾き時)
再度ローラーで漆を塗り重しをする。
紗張りの済んだ完成品。
あと二枚、もう少し小さい型紙の彫りが残っている。
常盤新平の『雨あがりの街』文春文庫を読み終わり、小島信夫の『X氏との対話』立風書房を読み始めた。
小島信夫の本は結構疲れるので、あいだに軽い本も読むのだが今回はブの百均棚で買った中島京子の『平成大家族』集英社文庫を読んで読み終わった。
常盤新平の『雨あがりの街』はよかった。常盤新平はどうやら私好みの作家のようである。
中島京子の『平成大家族』は、三十路のひきこもり息子と90過ぎの姑と暮らす夫婦のもとに、破産した長女一家と離婚した次女が戻って来て....という現代家族ドラマで軽くて面白かったのだが、少しもの足りない感じもした。
しかたのない事なのかもしれないが。