9日は天神さんの古本市の初日で、5分前に到着。
百円台はいつもの古本猛者さん達がブルーシートの前に待機。
挨拶をして私も仲間入りする。
しかし大した漁も無く、絵本を探しに店店を渡り歩くとレオ=レオニーが何冊も置かれた棚を見つけ全部頂く。
結局、今日の収穫はレオ=レオニーが六冊。
その中でも『あいうえおのき』は1979年の初版本で、これが三冊500円の一冊とはお買得である。
カバー付きであまり汚れもない。
他の絵本も合わせると全部で13冊で宅急便で送ってもらう事に。
天神さんから帰って夕方から従妹が迎えに来て田舎に向かう。
田舎の実家の、昔、工場だった棟が空家になっていたのだが、そこが観光客のツアーの立ち寄る場に改装されていると聞いていたので入って見る。
建物全部を使わず、縦に半分に仕切ってあり、その仕切り板に引き戸がついていた。
入るとすぐにビデオが設置されていて、長いテーブルが二台、それぞれに椅子が何脚か置かれている。
つき当りは全面ガラス戸で、日本海が眺められる。
今日は波が高くて大勢が波乗りを楽しんでいた。
夕方、この海に沈む夕日は長年ここに住み慣れた人でも、思わず見とれるほど素晴らしいものである。
連休にはツアー客もここを訪れてビデオを見ながら土地の説明を聞いていた。
この運営には市の予算も入っているようでツアーに職員も一人同行していた。
職員の人と話しながら、ここを村のコミュニティーの場としてもいいんじゃないかなと思いながら、年輩の人にはサオリ織りを織ってもらい、本屋の無い地域なので子供のためには絵本を置き....なんて妄想をたくましくしたりなんかして。