今日から3日間、神戸元町の海文堂でトンカさんたち若手古書店さん5人の古本市が始まる。
海文堂で11時にFさんと待ち合わせするが、少し早く着いたので1階の新刊を見てみる。
入ってすぐに平積みになっていた森まゆみの『千駄木の漱石』筑摩書房をもって、右手の平台にあった佐野衛の『書店の棚 本の気配』亜紀書房を取る。
そこでミシマ社の絵本を思い出し平野さんにお願いし、益田ミリの『だいじなだいじな ぼくのはこ』を持ってきてもらう。
もう一冊の『はやくはやくっていわないで』も欲しかったが売れてしまっていたようだ。
11時になってFさんがやって来たので2階の古本市会場に上がって行く。
レジにトンカさん、口笛文庫さん、固有の鼻歌さんが並んでいる。
その横の二人は京都のダンデライオンさんとLONDON BOOKSさんだろう。
会場はきれいに本が並べられている。
以前ここでやった「女子の古本市」の時のたいへんだった事が思い出される。
今回は若い男性が何人もいるので大丈夫だろう。
ここで購入した本。
1.「回想の大阪文学」 藤沢桓夫 なにわ塾叢書 第1刷
2.「野鴨」 庄野潤三 文藝春秋 第1刷
3.「世をへだてて」 庄野潤三 文藝春秋 第1刷
4.「けい子ちゃんのゆかた」 庄野潤三 新潮文庫 第1刷
5.「銀色の鈴」 小沼丹 講談社 第1刷
6.「小さな手袋」 小沼丹 小澤書店 第2刷
7.「婚礼、葬礼、その他」 津村記久子 文藝春秋 第1刷
8.「ないた」 長新太=絵 金の星社
私は津村記久子が好きでだいたい持っているが「婚礼、葬礼、その他」は持っていなかった。
しかも彼女のサイン入り。
今回は今まで読んでみて読みやすかった本を選んで買った。
自分の古本市の時にも勧めやすいようにという事もちょっと考えながら。