今朝、メールの音で目がさめた。
もうすぐ田舎からカニが届く予定なのでクロネコからのメールかと急いで見てみると、娘からの「お誕生日おめでとう」メールだった。
寝ていたのがばれない様に急いで「ありがとう(笑)。」と返す。
先日は社会保険事務所に老齢年金の手続きに行った。
今月で満期になる小規模企業共済の手続きも済ませた。
あとはこれから何年生きるかわからないが、寿命が尽きるまでだらだら生きることになるだろう。
先月の京都の知恩寺の帰りに善行堂で買った、牧野信一の『鬼涙村』沖積舎の復刻版が面白くて図書館でも『牧野信一集』創元社 昭和23年を借りて読んでいる。
解説を宇野浩二が書いているが、牧野信一とはなんとも変った人物である。
『鬼涙村』も『牧野信一集』も旧仮名使いと変った漢字の読みとで、とても読みづらいのだがそれでもなんとも不思議な世界にひかれて読み進んでいる。
私小説のようだが、夢のような幻想的な現実離れした話のように思わせる。
これを読み終わったら図書館で借りたもう一冊の、日本文学研究資料新集25の『宇野浩二と牧野信一(夢と語り)』有精堂を読む予定で、当分牧野漬け状態になる。