最近映画から遠ざかっているなあと思う。
たしか火曜は神戸の映画館は女性デーで千円でみられるはずだが、火曜はK工房に行く日でもある。
大阪はどうか。調べてみると水曜が女性デーと判明、テアトル梅田に「南極料理人」を見に行く。
南極観測隊員8人のみでのドームふじ基地の1年半の生活。
ドームふじ基地は「標高3,810m、平均気温-54°C、昭和基地から1,000kmも内陸へ入った、富士山よりも標高の高い基地、そこはペンギンもアザラシも、ウィルスさえ存在しない白銀の世界。」
基地のなかでの閉ざされた生活、外に飛び出してみてもあるのはどこまでも続く白銀の世界、そのなかで一番の楽しみは食事の時間。
堺雅人扮する調理担当「西村」の、手間ひまかけて作るおいしいご飯とそれをおいしく食べる隊員達。
特別の事件が起きるわけでもなくたんたんと過ぎていく毎日。
そんな毎日に耐えられるのは心のこもった毎日の料理なのかもしれない。
おいしいご飯を食べると自然と顔がほころび元気がでてくる。
なんということもない映画なんだがなあ。
こういうのをほっこりするっていうのかな。